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弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」

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  • 13 時間前
  • 読了時間: 6分

会期:2026年7月14日[火]~9月6日[日]

 ※会期中、一部作品の展示替えを行います。

開館時間:9時30分~午後5時 (入館は閉館の30分前まで)

※毎週金・土曜日、7月19日[日]は午後8時まで

休館日:月曜日、7月21日[火]

  ※ただし、7月20日[月・祝]、8月31日[月]は開館

    ※8月10日[月]は東京国立博物館の東博コレクション展(平常展)は開館ですが、本展は閉室。

    ※8月31日[月]は開館するのは本展のみ。東博コレクション展(平常展)はご覧いただけません。

      また館内の他施設もご利用いただけませんので予めご了承ください。


会場:東京国立博物館 平成館

展覧会公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kukai2026/


お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル) ※午前9時~午後8時/年中無休



弘法大師坐像 江戸時代 17世紀 和歌山・金剛峯寺蔵 通期展示


空海ゆかりの名宝や密教美術、秘仏など88件の名宝を通して、

真言密教と弘法大師信仰の歴史と魅力を知る


 弘法大師空海(774~835)の生誕1250年を記念し、真言宗各派総大本山会所属の十八本山と関係寺院に伝わる貴重な名宝を一堂に紹介する展覧会。

 空海ゆかりの名宝や密教美術、秘仏など88件の名宝を通して、真言密教と弘法大師信仰の歴史や魅力を紹介する。


国宝 金銅錫杖頭 中国・唐時代 8世紀 香川・善通寺蔵 通期展示


国宝 三十帖冊子 第二十二帖 空海ほか筆 平安時代 9世紀 京都・仁和寺蔵

後期展示8/11(火)-9/6(日)展示


 第1章「空海と真言密教」では、空海ゆかりの名宝や密教美術・図像を通して、日本にもたらされた真言密教の教えとその広がり、そして空海の精神を紹介する。

 本章では、数々の火災を乗り越えて伝えられてきた金剛峯寺本坊の秘仏《弘法大師坐像》が特別公開される。現在の金剛峯寺本坊の地(空海の甥の廟所、大伝法院跡)に、豊臣秀吉が母のために建てた寺院の創建期から安置され、3度の火災をくぐり抜けてきた由緒ある秘仏。

 加えて、空海が中国から持ち帰った至高の宝物、国宝《金銅錫杖頭》も見どころ。

 さらに国宝《三十帖冊子 第二十二帖》は、空海が密教習得のため唐の留学中に師・恵果から伝授された典籍を書写したノート。各書体が交じる綿密な文字のうち、行書体と梵字の大部分が空海の筆跡とされ、その必死な熱意が凝縮されている。


重要文化財 聖観音菩薩・梵天・帝釈天立像(二間観音) 鎌倉時代 13世紀 京都・教王護国寺[東寺]蔵 

通期展示 画像提供:便利堂


 第2章「後七日御修法の世界」では、空海が始め、現在は東寺に受け継がれている真言宗最高峰の国家安泰祈祷の儀式を紹介する。長い歴史の中で護り継がれてきた普段は見られない名品(仏像・図像)を通じて、秘められた祈りの世界を体感できる。

 重要文化財《聖観音菩薩・梵天・帝釈天立像(二間観音)》は、宮中で天皇の身体健全を祈る儀式の本尊であり、江戸時代に後七日御修法(ごしちにちみしほ)に組み込まれた。白檀から彫り出された像本体、精緻な金属製の光背、華やかな台座など、当代一流の彫刻・金工・色彩技術が凝縮された仏像である。


国宝 信貴山縁起絵巻 飛倉巻(部分) 平安時代 12世紀 奈良・朝護孫子寺蔵

前期展示7/14(火)-8/9(日)展示 画像提供:奈良国立博物館


 第3章「真言宗各派の名宝」では、後七日御修法を共に担う十八本山(真言宗各派総大本山会)をはじめ、各派の寺院が誇るゆかりの名宝を紹介する。1200年の歴史のなかで大切に受け継がれてきた寺宝の数々を通じて、空海の教えが各地に根づき、人々の信仰に支えられてきた多彩な歴史と文化の広がりを感じることができるだろう。

 米俵が飛び、蔵も飛ぶ! 命蓮が起こす奇跡のエピソードを描いた国宝 《信貴山縁起絵巻 飛倉巻》、石山寺の創建と本尊如意輪観音の霊験をドラマチックに描いた重要文化財《石山寺縁起絵巻 巻第一》、美しい料紙に見事な筆跡で俊芿が寺院創建への寄付を募る熱意を伝えた国宝《泉涌寺勧縁疏》などが見どころ。


重要文化財 十一面観音菩薩立像(部分) 平安時代 9~10世紀 三重・観菩提寺蔵

通期展示 撮影:佐々木香輔


 第4章「真言宗各派の彫刻と秘仏」では、奈良時代の古仏から初期密教彫刻の傑作まで、真言宗各派に受け継がれてきた仏像の名品を一堂に紹介。長い歴史の中で守られてきた真言宗の“祈りの美”を体感する。

 随筆家・白洲正子をも圧倒したという重要文化財《十一面観音菩薩立像》は、十一面六臂の異形の観音像。畏怖すべき力強い表情と頭部が大きいプロポーションが特徴で、観菩提寺で33年に一度しか開帳されない秘仏本尊が今回特別に公開される。


国宝 五智如来坐像 平安時代 9世紀 京都・安祥寺蔵 通期展示


 国宝《五智如来坐像》(安祥寺像)は、曼荼羅を立体化し大日如来を中心に五種の智慧を象徴する五仏を配した、初期密教彫刻の傑作。同寺の創建期にさかのぼる、五軀がそろう五智如来像としては現存最古の作例であり、今回東京で特別公開される。


国宝 薬師如来坐像 円勢・長円作 平安時代 康和5年(1103) 京都・仁和寺蔵 通期展示


重要文化財 愛染明王坐像 平安時代 12世紀 山梨・放光寺蔵 通期展示 画像提供:山梨県立博物館


 国宝《薬師如来坐像》は、空海ゆかりの像が1103年に焼失した後、当代一流の仏師である円勢・長円親子によって作られた再興像。希少な白檀を彫り出した総高約25cmの小ぶりな像ながら、光背や台座に精緻な仏像が浮彫りされており、丸みを帯びた造形や金色の衣服文様など、平安時代後期の貴族文化の美意識と超絶技法が凝縮されている。


重要文化財 如意輪観音菩薩坐像(部分) 平安時代 11世紀 大阪・大門寺蔵 通期展示 撮影:佐々木香輔


 本展では、ナビゲーターをシンガーソングライターのMISIAが務め、音声ガイドも声優の大塚明夫とともに

担当している。

 本展は巡回予定のない貴重な展示であるため、音声ガイドを活用しながら、一つひとつの作品をじっくり鑑賞してみてはいかがだろうか。



本展は事前予約不要です。


一般 2,300円

大学生 1,300円

高校生 900円


(注)中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に生徒手帳、障がい者手帳などをご提示ください。

(注)東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を1,100円(200円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にて、キャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証をご提示ください。

(注)混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。

(注)本券チケットで、会期中観覧当日に限り、東博コレクション展(平常展)もご覧になれます。

詳細は、展覧会公式チケットページでご確認ください。


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