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ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト

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  • 1月8日
  • 読了時間: 4分
会期:2025年1月25日[土]〜4月6日[日]
開館時間:10時~18時(金・土・祝前日は10時~20時)
※入館は閉館の30分前まで
※会期中無休

会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
展覧会公式サイト https://egypt-brooklyn.exhibit.jp

《神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ》(部分)前760~前558年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ》(部分) 前760~前558年頃

ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum



米国最大級を誇る古代エジプト美術コレクションの至宝が日本初公開!

日常から死生観まで。三千年の謎を掘り起こし、

知への探求心を呼び覚ます展覧会!!


 古代エジプト美術の優れたコレクションを有するブルックリン博物館が誇るコレクションから、選りすぐりの名品約150点が六本木に集結。彫刻、棺、宝飾品、土器、パピルス、そして人間やネコのミイラなどを通して、私たちの想像を超える高度な文化を創出した人々の営みを紐解く展覧会。

 いま注目を集める気鋭のエジプト考古学者、河江肖剰氏の監修のもと、人々はどんな暮らしを営み、何を食べ何を畏れていたのか、どんな言語を話し何を書き残したのか、ピラミッドはなぜどのように造られたのか、ミイラに託されたメッセージ、そして死後の世界とは何かといった、誰もが知りたい謎を探っていく。


《貴族の男性のレリーフ》 前1292~前1075年頃 ブルックリン博物館蔵  Photo: Brooklyn Museum ※東京展のみ出展

《貴族の男性のレリーフ》 前1292~前1075年頃 ブルックリン博物館蔵

Photo: Brooklyn Museum ※東京展のみ出展


 展示は3つのステージで構成され、1st Stageでは、5000年以上前から高度な文明があったことを物語る資料をはじめ、古代エジプトにおける日常生活に着目。当時の住居環境、食生活、仕事事情、身だしなみ、出産や子育てなどにも着目し、現代の生活へもつながる身近な謎を掘り起こす。

 たとえば本展のメインビジュアルのひとつである《貴族の男性のレリーフ》は、特徴的なカツラをつけた貴族の男性の姿が印象的。古代エジプトでは、カツラを用いた髪型は人々の楽しみだったであろう。この作品からも当時の文化的な側面が垣間見える。特に、東京展限定の特別展示である本作品は、その保存状態の美しさも注目に値する。


《ベス神の顔をかたどった壺》前522~前332年 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《ベス神の顔をかたどった壺》 前522~前332年 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 一方、《ベス神の顔をかたどった壺》に描かれたベス神は、家族を見守る神として崇拝されていた。壺の正面には、家庭や子どもを守るための力強い表情が刻まれ、その独特なデザインが来場者の目を引くことだろう。この壺もまた、古代エジプトの人々が神々に託した願いを感じさせる貴重な一品だ。


《ひざまずくペピ1世の小像》前2338~前2298年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《ひざまずくペピ1世の小像》 前2338~前2298年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


《ラメセス2世の石碑》前1279~前1213年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《ラメセス2世の石碑》 前1279~前1213年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 2nd Stageでは、古代エジプトで絶対的な権力を有したファラオ(王)に焦点を当て、ピラミッドや神殿などの壮大な建築物や装飾を通して彼らの威光を辿る。《ひざまずくペピ1世の小像》や《ラメセス2世の石碑》、《ネフェレトイティ(ネフェルティティ)王妃のレリーフ》など、3000年の王朝史のなかで活躍した12人の王にまつわる作品を紹介するほか、最新研究を元に巨大ピラミッドの建築方法や建てられた当初の姿を解き明かす。


《王の頭部》前2650~前2600年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《王の頭部》 前2650~前2600年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 注目は、クフ王の顔とされる《王の頭部》。非常に硬い花崗岩を素材に、幅の広い特徴的な顔を捉えている。


《カノプス壺と蓋》(4体) 前664~前525年またはそれ以降 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《カノプス壺と蓋》(4体) 前664~前525年またはそれ以降 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 Final Stageでは、古代エジプトの死生観がテーマ。古代エジプトでは、人は死後、来世で復活し永遠の命を得ることができると信じられていた。会場では、人間のミイラ2体に加え、動物のミイラ、美しい副葬品の数々や葬儀のための道具、神々の姿を表したレリーフなどを一挙公開する。

 さらに葬送儀礼に関する作品を紹介し、ミイラがなぜ、どのように作られたのかといった疑問に答えるとともに、現存最古の葬送文書である『ピラミッド・テキスト』を読み上げる音声が会場で流れ、ベールに包まれた古代エジプト語の真の音声を再現し、厳かな空間を演出する。


《カバの像》前1938~前1539年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

《カバの像》前1938~前1539年頃 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 《カバの像》は、死者の魂を強く守護するとされ、ともに墓に埋葬された。足が折られているのは、カバが生き返って死者に危険をもたらすと考えられたため。


重要文化財 弥勒菩薩半跏像  白鳳時代・天智5年(666)  大阪・野中寺

《ネコの棺とミイラ》 前664~前332年 ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum


 本展は、三千年の歴史と神秘に満ちた古代エジプトの文化を多面的に探求する貴重な機会となることだろう。



観覧料(税込) 当日券

一般/大学・専門学生 平日:¥2,500 土日祝:¥2,600

高校・中学生 平日:¥1,800 土日祝:¥1,900

小学生 平日:¥1,200 土日祝:¥1,300


※土・日・祝日は日時指定制。

※障がい者手帳をお持ちの場合でも、ご鑑賞にはチケット購入が必要です。ただし介助者1名は無料。各種手帳のご提示が必要です。

※高校生以下は学生証など年齢がわかるもののご提示が必要です。

※未就学児は無料。


お問い合わせ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)

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